雨漏りの様々な事例について

1. 屋根からの雨漏り

屋根材の劣化や破損、釘の浮き、瓦のズレなどが原因で雨水が侵入するケースです。特に、長期間メンテナンスを行っていない場合や台風・強風の影響を受けた後に発生しやすいです。

主な対策: 屋根材の交換や補修、コーキングの打ち直し、定期的な点検。

外壁のひび割れや塗装の劣化、シーリング材の劣化が原因で雨水が侵入する場合があります。また、窓周りのシーリングが切れていることも原因の一つです。

主な対策: 外壁のひび割れ補修、塗装の塗り替え、シーリングの再施工。

防水層の劣化や排水溝の詰まりが原因で雨水がたまり、室内へ浸入することがあります。防水が適切に施工されていない場合も注意が必要です。

主な対策: 防水層の再施工、排水溝の清掃、勾配の調整。

窓周辺のシーリング材の劣化、サッシの構造的な問題、取り付け不良などが原因となります。風雨が強い日や台風の際に発生しやすい事例です。

主な対策: シーリング材の打ち直し、サッシの調整や交換。

雨漏りが直接目視できない箇所で、天井や壁の内部に雨水が浸入している事例です。水がしみ出てきたり、天井や壁にシミができることで発覚します。

主な対策: 雨水の侵入経路を特定し、防水処理や断熱材の交換を行う。